胃腸内科について

少しでも異変を感じた場合は
ご相談ください
当院の胃腸内科では食道から胃・十二指腸を観察する胃内視鏡検査と、大腸・直腸・肛門を観察する大腸内視鏡検査を行っています。消化器疾患では自覚症状がない場合も多く、疾患の早期発見には専門的な検査が必要です。どんな些細な症状でも、まずはご相談ください。
このような症状、
お悩みはご相談ください
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お腹の調子が悪い
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下痢を繰り返す
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胃が痛い
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血便がでた
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胸やけがする
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体が黄色くなった
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胃もたれ
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食欲がない
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吐き気がする
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急に体重が減った
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食後、背中が痛くなる
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顔色が悪いと言われる
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便秘がち
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健(検)診で胃腸の再検査を勧められた 他
代表的な疾患
- 逆流性食道炎
- 黄疸
- 胃がん
- 胆石・胆のう炎
- 大腸がん
- 十二指腸炎
- 肝臓がん
- 腸閉塞
- 食道がん
- 肝硬変 他
当院の胃腸内科

各種学会に所属する医師が
豊富な実績をもとに
精度高い治療を提供
当院では、日本消化器病学会消化器内科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医による治療を行っています。これまでに10,000件以上(※2011年~現在)の内視鏡検査や治療を行ってきた実績があるため、豊富な知識と経験を活かして治療をご提供いたします。気になる症状がございましたら、お気軽にご来院ください。

患者さまに安心していただくために
痛みに配慮した検査方法を採用
内視鏡検査は体内にカメラを挿入するので、「痛い」「怖い」というイメージを持ったかたが多くいらっしゃると思います。当院では経鼻内視鏡を用いて、なるべく痛みに配慮した検査を行っています。また、検査前には具体的な説明を行い、患者さまにしっかりと理解していただいてから検査を行うように心がけています。検査前に不安な点があったり、検査中に万が一痛みを感じたりした場合は、遠慮なくお申し付けください。
内視鏡検査について

早期発見・早期治療
定期的な検査で健康を守る
内視鏡検査とは、先端にカメラを内蔵した細長い管を挿入し、胃や腸などを観察する検査です。直接臓器内を観察するため、胃がん・食道がん・大腸がんなどのがんの早期発見に非常に有効的です。当院ではさまざまな検査方法がございますので、一人ひとりに合わせた検査を行うことができます。また、検査だけでなく、ポリープなど小さな病変を発見した場合、そのまま治療を行える場合があります。
内視鏡の種類
経口内視鏡
口からカメラのついた管を身体の中に入れて胃や腸の内側を検査します。
当院では、口からの内視鏡でも鼻用のカメラを使用するため、径が細く、楽に検査が受けられます。
経鼻内視鏡
口からではなく鼻からカメラのついた管をいれて胃や腸の内側を見る検査です。従来の経口内視鏡よりも管が細く、嘔吐感がほとんどない内視鏡です。
大腸内視鏡
太さ約9mmの内視鏡を肛門から挿入し、大腸の一番奥である盲腸まで検査します。
当院では、通常より径の細いカメラを使用しており、患者さまの検査中の痛みが少ない機材を使用しております。
内視鏡検査の流れ
検査前日
胃内視鏡検査
夕食では油脂類を避けて消化の良いものを軽くとってください。夜の10時以降から飲食はお控えください。少量の水であれば飲んでも構いません。
大腸内視鏡検査
夕食では食物繊維の多い野菜や果物を避けて消化の良いものを軽くとってください。
検査当日
胃内視鏡検査
当日のご飲食はお控えください。食べた物が胃の中に残っていると検査精度の低下にも繋がりますので、もし飲食してしまった場合はお伝えください。
大腸内視鏡検査
当日のお食事はお控えください。水分はしっかりとるようにお願いします。当日は下剤を飲んで大腸を綺麗にしていただきます。大腸の中が綺麗になっていないと検査ができない場合がありますので、もし食事をとってしまった場合はお伝えください。
検査後
胃内視鏡検査
麻酔が喉に1~2時間程度残ることがあります。検査後2時間程度あけてから食事をとってください。
大腸内視鏡検査
お腹に空気がたまってしまうことがありますが、何度かトイレに行けば戻ります。下剤の影響で体内の水分が少なくなっていることがありますので、水分をしっかり補給してください。
ピロリ菌検査について

胃がんの原因の99%はピロリ菌が
関係しているといわれています
ピロリ菌とは「ヘリコバクター・ピロリ」と呼ばれる胃の内部に感染する細菌です。日本でピロリ菌に感染している人は少なくとも 3,000万人以上といわれており、とくに50歳以上の人で感染している割合が高いとされています。胃に持続的に感染することで、慢性胃炎、胃潰瘍、そして胃がんを引き起こすことがあり、早めの除菌治療によりリスクを低減することができるとされています。 当院では血液検査、呼気検査でピロリ菌検査を行っています。
ピロリ菌検査の
健康保険適応となるかた
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胃潰瘍や十二指腸瘍のかた、または既往のあるかた
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胃MALTリンパ腫と診断されたかた
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特発性血小板減少性紫斑病のかた
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早期胃がんに対する内視鏡治療後のかた
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内視鏡検査において慢性胃炎と診断されたかた
ピロリ菌除菌
ピロリ菌の感染が確認された場合は除菌治療を行います。治療には胃酸の分泌を抑制するお薬と抗生物質2種類の、計3種類のお薬が用いられます。この3種類のお薬を1週間服用することで、約80%のかたは除菌に成功すると報告されています。そして場合に応じて胃の粘膜を保護する薬剤を併用します。